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スペシャル インタビュー Special Interview

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定期的な検診を受けることで、もっと自分の内なる声を聞いてあげて。より美しく充実した明日のために。

今、日本人の生涯におけるがんの発症率は50%前後に及ぶと言われているそうです。ということは、2人にひとりはがんになるリスクを背負っているということ。そういわれてみると、最近は私のまわりでも“がんにかかった”という方の話を聞く機会がずいぶんと増えている気がします。にもかかわらず、今現在も、それを自分ごととしてしっかりと自覚している人は、それほど多いとは言えないのではないでしょうか。かくいう私も、つい最近までそんなひとりだったのです。

私は、日頃からまわりのスタッフや友人たちに、「ちゃんと検診を受けなさいよ」とたびたび言っています。「何よりも自己管理が大切なのだからね」と。では、当の私はといえばどうでしょうか。他人には口をすっぱくして言っていた検診なのに、実は、忙しさにかまけて3年もの間全く行ってなかったのです。風上にも置けない典型ですよね。そして、今年の春になって、ようやく久しぶりに人間ドッグで検診を受けることになりました。その結果は、要再検査。そういわれてみれば、検診中になぜか私だけ時間がかかっていたなとは思ったのですが…。再検査を通知された時は、「え、私が?」という思いでした。最終的には、その3週間後に再検査を受け、問題なしとの診断で胸をなでおろした次第ですが、その間は、本当にいろいろなことを考えさせられました。

人間って、放っておくと7割はマイナスのことを考えてしまう傾向にあるらしいです。だから、私は美容においても常日頃から、意識づけが大事と言っています。いくらいいものを肌につけようが、身体の中にとり入れようが、脳自体がプラスに向かっていなければ、効果は期待しにくい。やはり、脳はキレイになるためのエンジンであるし、元締めであるわけですからね。なのに、その私が、この3週間、冷静ではあったものの、ものごとをマイナスに考えてしまうことがすごく多くなってしまったのです。時間ってたっぷりあると思っていたけれど、実はそうではないかもしれない…とか、明日やればいいとラテン的に思っていたけれど、今を生きなければいけないんだとか。感受性も鋭くなるのか、空を見上げても、葉に反射する陽の光りを見ても、なんだかいろいろ考えてしまうのです。気分も上がったかと思ったら、急に落ち込んだり。ただただぼーっと過ごしてきた日々とは違う3週間。生きているということの重みを感じた時間でした。

そして、強く思ったのが、自分こそもっと自己管理をきちんとしなければならなかったんだということ。私には家族もいます。会社のスタッフたちもいます。立場的にも、自分だけがいいでは済まされないのです。そんなことはわかりきっているつもりだったのに、なぜ、検診にいかなかったのか。確かに目まぐるしい日々の連続に、検診のプライオリティを下げてしまっていたのは事実。でも、その裏には、何か見つかったらどうしようという不安と恐れ、自分だけは大丈夫という過信があったことも確かなのです。
がんはいまや不治の病ではなくなってきています。だからこそ、自分の身体ともっと向き合って行かなければいけない。今、改めてそう思いますね。毎日の生活習慣をもう一度見直して、原因をつくらないようにすること。必ずチェック(検診)を怠らないこと。そして、気持ちをリリースして前向き脳をつくること。

私は、これから秋と春に自分自身を調律する期間をつくろうと決めました。乳がんの検診とともに、ファスティングもしようと思っています。ファスティングするといろいろ感覚が研ぎすまされるので、その時、自分がぶれていないか、ゆがんでいないか、内なる声を聞くことができるからです。

今は、女性たちの多くが男性以上に働き、多くのストレスを抱え込んでいる時代です。だから、時々ふっと肩の力を抜いて自分の身体と向きあう時間を意識的につくることが大切なのではと思うのです。より美しく、より充実した明日を生きていくために。

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